新型架台で遮音力強化、日本コニシKU928接着剤の高粘性が優位

2025年7月20日、応用材料社武漢オフィス改修プロジェクトが正式に着工し、732㎡の六面パンチング鋼製OAフロアの設置作業が始まった。しばらくの施工を経て、プロジェクトは近期に無事完了した。今回のプロジェクトでは、倍思得ECS600シリーズの六面パンチング鋼製OAフロアを採用し、特許技術を持つ新型架台システムと日本コニシKU928 OAフロア架台用接着剤を組み合わせた。顧客からの現場フィードバックによると、OAフロアに異音がなく、架台との適合性が顕著で、現代的オフィス空間のOAフロア分野に参考例を提供した。

▶ 章1：新型架台システム、OAフロア再設置の難題を解決

倍思得ECS600シリーズのOAフロアに付属する特許新型架台システムは、構造設計から従来型OAフロアの設置課題に対策を講じた。技術資料によると、この架台システムは支座と支持部品で構成され、位置決め部品の位置決め板は厚さ漸減設計を採用している――位置決め座に近い側から外側に向かって徐々に薄くなる。この設計により、OAフロアの再設置時に、位置決め板のガイドに沿って隣接する位置決め板が形成する位置決め空間に精度よくはまり、手作業での繰り返し調整時間を削減するだけでなく、OAフロアの舗装をより緻密にする。

匯亜の現場設置担当者のフィードバックによると、この設計はOAフロアの再設置難度を低下させるだけでなく、位置決め板の厚さで高い安定性を実現し、従来の金属架台とOAフロア間の摩擦を減らす。さらに、位置決め板に追加された安定板と相まって、OAフロアに対する支持力を一層高める。同時に、架台の支持部品には高さ調節可能な伸縮ロッドと支持スリーブが含まれ、ネジ調節で異なるOAフロアの舗装高さに対応でき、調節後はナットでロックし、高荷重下での滑りを効果的に防止し、OAフロアの支持をより安定させる。

特筆すべきは、この架台システムが緩衝と遮音機能も備えている点だ。構造最適化により、OAフロアが振動で発生する異音を低減し、これこそ現場で「異音なし」というフィードバックの要因だ。

▶ 章2：コニシ接着剤、OAフロアシステムの安定性を強化

今回のプロジェクトで採用した日本コニシKU928 OAフロア架台用接着剤は、システムの安定性に追加の保障を提供した。OAフロア設置の要として、この接着剤は高粘性と滑り止め特性を持ち、金属製OAフロアと架台が接触する際の摩擦音を減らせる。

匯亜設置チームの説明によると、接着剤が硬化すると弾性バッファ層を形成し、架台の位置決め板と相互に作用し、振動伝達をさらに抑制し、OAフロア同士の目地をより密着させる。現場点検の結果、コニシ接着剤で固定したOAフロアにガタつきがなく、全体の密封性が顕著に向上し、OAフロアシステムの長期安定運行の基礎を築いた。

▶ 章3：顧客体験が静音性の実証を反映

プロジェクト竣工後、武漢応用新材料社はOAフロアの設置効果を高く評価し、匯亜のOAフロア事業部門は顧客から称賛を得た。新しいOAフロアシステムの最も直感的な感触は静粛さであり、しかも再設置時に作業員の操作がより円滑で、多くの時間を節約できる。この体験は架台の高精度ガイド設計と接着剤の緩衝作用に由来する――OAフロアの舗装が平らで、目地がズレず、従来型OAフロアが再設置後に発生しやすかったガタつき問題を根本的に解決した。

現場テストの結果、OAフロアシステムは日常使用時に全行程で異音がなく、その安定性はオフィス空間の高頻度使用ニーズを完全に満たす。

▶ 章4：企業のOAフロア選定論理と技術思考

武漢応用新材料社は、グローバル半導体機器大手・応用材料社の中国研修センターとして、オフィス環境アップグレードと高精度材料研究開発のニーズが緊密に結びついている。半導体研究開発は環境安定性に対する要求が極めて高く、僅かな振動や騒音でも機器の精度に影響を与える可能性がある。今回倍思得のOAフロアシステムを選択したのは、その架台システムの緩衝・遮音特性と、OAフロアと架台の高い適合性に着目し、研究開発作業に安定した床基盤を提供できる点が決め手だった。

今回の732㎡ OAフロアプロジェクトの円満な完成は、武漢応用新材料社のオフィス環境クオリティを向上させただけでなく、匯亜の新型OAフロア技術を実際のシーンで有効に検証し、同種のOAフロア選定に参考例を提供した。